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箱根ケーブルカーの三つの謎

1.ケーブルカーに運転手が乗ってないって本当?


写真を見ると運転手が乗ってるようだが・・・・・この人は乗務員です。ドアの開閉や切符、安全確認をする役割なのです。では誰が動かしているのでしょうか?  早雲山駅舎に運転手がいて動かしています。

2.ケーブルカーはどうやって動かしているの?

 

この二枚の写真にヒントがあります。レールとレールの間に左に1本、右に2本のケーブルが見えます。

早雲山駅舎内に大きな滑車があってそこに2台の車両がぶら下がっているようなイメージを描くとわかりやすいですね。1台が上に行けばもう1台は下がるということですね。単線なのですれ違う時は複線で左右に分かれる仕組みです。すれ違う地点より上ではケーブルが1本か2本になります。逆にすれ違い地点より下ではケーブルが無いか1本だけになりますよね。モーターを制御装置でコントロールしてさらに適切なスピードになるように減速機を動作させています。そしてブレーキ装置もありますが、二台の車両にも2種類のブレーキが設置されているので安心というわけです。

3.車輪が左右違う形状だって本当?

ケーブルカーのすれ違いポイント(分岐器)があるために片側のレールだけは車輪で挟み込むことができないので、すれ違い地点の内側の車輪はレールの上を平車輪が回転する仕組みになっています。レールとレールの間にケーブルが通っているのでレールに隙間を開ける必要があります。上下する2台の車両の車輪(溝車輪と平車輪)は左右が逆に取付けられているということです。

箱根ケーブルカーは箱根登山鉄道強羅駅から繋がり、箱根ロープウェイ、芦ノ湖海賊船へ繋がるゴールデンコースです。宿泊施設も充実していて、強羅公園や箱根美術館、彫刻の森美術館などの観光に便利で、箱根を十分に堪能できる場所です。

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